4枚の台形が互いに押さえ合う「負い包み」のCD・DVDケースです。同一の紋章が円状に並び、それぞれの頭と尾が追いかけ合うように配置した家紋を負い紋と呼ぶことから名付けました。折紙でいう畳折り(たとうおり)の形です。配した文様は「巻毛紋」と呼ばれる、獅子の毛を表した文様です。正月などに見られる「獅子舞」が被る綿布などで見る事ができます。伝承折形では問題がない場合は中身を全て隠さないのが決まりで、A4折形の負い包みもそれに倣って一部を見せています。