春のかさね色「柳」の祝ひ袋です。かさね色「柳」は淡青に白を合わせ、早春に芽吹く柳の銀白色の花穂を表します。中国では柳の枝を折って輪にして贈り、街から旅立つ人の旅の無事を祈る習慣があったそうです。この祝ひ袋は、しなやかに延びる早春の芽を縦の帯に見立て、淡青の帯を裏側まで回り込ませました。